2024.03.10

優しい曲は胸に響き、ハッピーな曲は手足に広がる

音楽を聴いたときに、身体のどこで感じているか(主観的に)。

は、曲によって異なり、文化や人に酔っては、あんまり違いが無い。

そうです。

以前、人は愛をどこで感じるか、という話も紹介しましたが、この研究(身体地図Bodily Map)面白いですね😊

幸せは全身で感じる😍😍

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人は音楽を身体のどこで感じているのか?

2024/3/8,ナゾロジー

https://nazology.net/archives/146483

素晴らしい楽曲を聞いたとき、鳥肌が立つような感覚を抱いたり、思わず身体が動いてしまうことがあります。

ダンスが基本的に音楽とセットになった文化であるように、音楽に対する感動や快感は身体と深く結びついています。

しかしヘビメタなら頭を振りたくなったり、ディスコミュージックなら身体を揺すりたくなるなど、音楽の種類によって動かしたくなる体の部位は異なってきます。

これは文化圏によって異なる舞踊の形態がある理由とも関連している可能性があります。

そこでフィンランドのトゥルクPETセンター(Turku Pet Center)の研究チームは、人間が音楽を身体のどの部位で感じているのか? そしてそこに文化間の違いがあるのかを調査しました。

そしてこの研究によると、人が音楽を身体で感じる感覚には文化や学習的な要因よりも、生物学的な構造や本能に根ざした要因が大きい可能性を示唆しているといいます。

研究の詳細は、2024年1月25日付の『Proceedings of the National Academy of Sciences』誌に掲載されました。

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※元論文

Bodily maps of musical sensations across cultures

文化を超えた音楽感覚の身体地図

2024/1/25,Proceedings of the National Academy of Sciences

https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2308859121

意義

音楽は本質的に身体と結びついている。ここでは、音楽の情緒的・構造的側面が身体感覚にどのような影響を与えるのか、またこれらの感覚が文化間で一貫しているのかについて調べた。音楽によって誘発される身体感覚は、その情緒的特質によって異なり、音楽によって誘発される身体感覚と情緒は、テストされた文化間で一貫していた。また、音楽の特徴も感情体験や身体感覚に影響を与え、文化間で一貫していた。これらの結果は、身体感覚が音楽誘発感情の誘発と分化に寄与していることを示しており、地理的に離れた文化圏においても、音楽誘発感情が同様に体現されていることを示唆している。音楽的特徴、身体感覚、感情間の文化横断的な共有リンクにより、音楽誘発感情は文化的境界を超える可能性がある。

要旨

感情、身体感覚、運動は音楽体験に不可欠な要素である。しかし、i)音楽の感情的な意味合いや構造的な特徴が、個別の身体感覚を誘発するのか、ii)これらの感覚は文化的に一貫しているのか、については不明な点が多い。我々は、西洋人(欧米人、n=903)と東アジア人(中国人、n=1035)を対象とした異文化間研究において、これらの疑問に取り組んだ。参加者に人体のシルエットを事前に提示し、感情や音響の質が異なる西洋とアジアの楽曲を聴きながら、活動の変化を感じた身体部位を示してもらった。その結果、身体感覚マップ(BSM)は、特に四肢、胸部、頭部において、楽曲の感情の質に応じて変化した。音楽による情動とそれに対応するBSMは、西洋と東アジアの被験者間で再現可能であった。BSMは文化圏を越えて同様にクラスター化し、クラスター構造はBSMと感情経験の自己報告で類似していた。音楽の音響的および構造的特徴は、文化間で一貫して感情評価および音楽誘発身体感覚と関連していた。これらの結果は、音楽が誘発する感情における主観的身体経験の重要性を浮き彫りにし、音楽の特徴、音楽が誘発する感情、身体感覚の間に、離れた文化間で一貫した関連があることを示している。

投稿者によるコメント・補足(2件)
コメント 1

以前紹介した記事。
愛はどこで感じるか、真実の愛は全身で感じる😍
https://www.facebook.com/groups/wellbeinginfo/permalink/1535282517282441/

コメント 2

あと、そもそも感情をどこで感じるか。という論文もあります😊
この時も、幸せは全身で感じるとのこと。
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幸せは体全体で感じられる感情であること、一方で悲しみは胸の辺りで特に感じられることなどが示されました。
Bodily maps of emotions
2014,Proceedings of the National Academy of Sciences
https://www.pnas.org/doi/full/10.1073/pnas.1321664111
要旨
情動はしばしば身体で感じられ、体性感覚フィードバックが意識的な情動体験を引き起こすと提唱されてきた。ここでは、ユニークなトポグラフィ的自己報告法を用いて、さまざまな感情に関連する身体感覚のマップを明らかにする。5つの実験において、参加者(n= 701)は、感情的な言葉、物語、映画、表情とともに、2つの身体のシルエットを見せられた。参加者は、それぞれの刺激を見ている間、活動の増減を感じた身体部位に色をつけるよう求められた。異なる感情は、実験全体を通じて、統計的に分離可能な身体感覚マップと一貫して関連していた。これらのマップは、西ヨーロッパと東アジアのサンプルで一致していた。統計的分類器は感情特有の活性化マップを正確に区別し、感情間のトポグラフィーの独立性を確認した。我々は、感情は体性感覚系において、文化的に普遍的なカテゴリー化された体性同所性マップとして表現されることを提案する。このような情動によって引き起こされる身体的変化の知覚は、意識的に感じられる情動を生み出す上で重要な役割を果たしている可能性がある。

論文紹介 神経科学・生物学的基盤感情・レジリエンス文化と幸福・日本的幸福

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