2025.08.18

リアルな自然音は、仕事しようとするとより集中でき、休もうとするとよりリラックスで

国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター等による最新研究。

人の耳には聞こえない20kHz以上の周波数の音(ハイパーソニック・サウンド)が、交感神経と副交感神経の両方の活動を調整してくれるそうです。

つまり、集中したいときは、より集中。リラックスしたい時は、よりリラックス。

そして、自然音には、この20kHz以上の周波数のハイパーソニックサウンドが豊富に含まれているんですね😍

なので、

自然の中で仕事をしようとすると、より集中できて、

自然の中で休もうとすると、よりリラックスできる。

と言えますね。

ただし、一般的なスピーカーでは人間の耳では聞こえない20kHz以上の音は出ないので、

家で自然音を聞くよりも、リアルな自然の中に行くことが大事そうです。

音楽を家で聴くよりも、生音の演奏を聴く方が良い、という話にもつながってきそう。

ハイパーソニック・エフェクト自体は既存研究でも色々触れられており、その中では、主にリラックス効果が知られています。

またただ高周波数だと良い訳ではなく、非定常で豊富に含まれている必要がある。

また、イヤホンやヘッドホンではハイパーソニック・エフェクトは起こらず、20kHz以上も出るスピーカーでは起きる。

最近はハイレゾの音源は出てきたので、スピーカーを工夫すれば近い効果は得られるかもですね。

●ハイパーソニック・サウンド

自然音だと、熱帯雨林、日本などアジアの森林、水音(波、滝、流水)。

人工音だと、

バリ島のガムランアンサンブル、バリ島のテクテカン、バリ島のジェゴグ、日本の琵琶、日本の能管、日本の尺八

日本の能の地謡、ブルガリアの伝統的な発声法による女声合唱、ジョージアの伝統的な発声法による男声合唱

アフリカ熱帯雨林に棲むピグミーによるコーラス

とかがハイパーソニック・サウンドを多く含むそうです。ここだけwikipedia情報ですが。

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人間の耳に聴こえない超高周波を豊富に含む音が自律神経の調節機能を高めることを発見 〜自律神経障害に対する「情報医療」の開発に期待〜

日本の研究.com、2025/8/18

https://research-er.jp/articles/view/147328

・人間の耳では音として感じることのできない20kHz以上の超高周波を豊富に含む音が、自律神経の調節機能(環境や状況に合わせて身体を最適な状態に導く機能)を高めることを初めて明らかにしました。

・超高周波を含む音が調節機能を高める効果は、自律神経の働きが低下していると考えられる年齢が高い人で顕著に認められました。

・今回の発見は、自律神経の調節機能の低下が関与する生活習慣病などのストレス関連性疾患や自律神経失調症に対する新しい非薬物治療法や予防法の開発に繋がることが期待されます。

要旨

国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第七部の本田学部長、河合徳枝研究員、城ヶ﨑小都研究生(東京農工大学大学院)らの研究グループは、人間の耳に音として感じることのできない20kHz以上の超高周波を豊富に含む音(ハイパーソニック・サウンド)が、集中と緊張が求められる環境では、交感神経と副交感神経の両方の活動を高めるのに対して、リラックスできる環境では、逆に交感神経の活動を抑制することを発見しました。また、こうした効果は、自律神経の働きが低下していると考えられる年齢の高い人で顕著に認められました。このことは、環境や状況に合わせて身体の状態を調節する自律神経の機能が、ハイパーソニック・サウンドによって向上したことを示していると考えられます。

投稿者によるコメント・補足(1件)
コメント 1

研究で出ているmaxの130kHzまでは行かないけど、ここらへんのスピーカーだと50kHzくらいまでは出そう。
ハイレゾ音源を組み合わせれば、効果出るかな・・・

50kHz以上のスピーカー
https://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_Spec014=1&pdf_Spec305=50-70

論文紹介 なんとかなる 自然・環境とウェルビーイング身体・運動・健康神経科学・生物学的基盤

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