自尊心は孤独感を減らすが、外部評価に基づく自尊心は孤独感を減らさない。
自尊心と本来感は孤独感と負の相関を示したが、
外的評価に基づく自尊心である、随伴性自尊心は孤独感との相関を示さなかった。
(むしろちょっと孤独感を増やす。)
ふむふむ。
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※参考:自尊心と随伴性自尊心と、本来感。
自尊感情は 2 つの要素に分けられると述べている。
具体的には,自尊感情を社会的基準上でのとてもよい(very good)という感情と,
個人的感情基準上でのこれでよい(good enough)という感情に分けるという理論的枠組みを示した
(Rosenberg,1965)。
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Deci & Ryan(1995)は,随伴性自尊感情(contingent self-esteem)と本当の自尊感情(true selfesteem)を区別することを理論的に仮定した。
随伴性自尊感情とは,
自己価値の感覚が何らかの外的な基準上での査定に依存しており,その基準上で高いパフォーマンスを達成する(e.g.. テストで満点をとる)ことで得られる自尊感情である(Deci & Ryan,1995)。
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Kernis(2003)は自尊感情の諸理論を整理し適応的側面のみを持つ自尊感情を最良の自尊感情(optimal self-esteem)として概念化するとともに最良の自尊感情の構成要素として「本来性」(Authenticity)を提唱した。
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自尊感情の2形態と孤独感の関連――随伴性自尊感情と本来感に注目して
富井 繭, 小塩 真司(早稲田大学)
パーソナリティ研究,2025
https://www.jstage.jst.go.jp/article/personality/34/1/34_34.1.2/_article/-char/ja
本研究は、随伴性自尊感情、本来感、孤独感の関係を検討することを目的とした。平均年齢57.9歳の日本人参加者400名が、自尊感情尺度、随伴性自尊感情尺度、本来感尺度、UCLA孤独感尺度日本語版第3版に回答した。性別、年齢、配偶者の有無をコントロールした偏相関分析の結果、自尊心と本来感は孤独感と負の相関を示したが、随伴性自尊心は孤独感との相関を示さなかった。