ワールド・フラリッシング・スタディ(世界繁栄調査)の初期結果と概要
世界22カ国、20万人以上を数年に渡って測る、ハーバードの世界最大級の幸福度調査。
初回調査の結果概要が発表されました😍
が、日本の飛び抜け具合が、、、凄い、、、
1問で測るワールドハピネスレポートでは、まぁ真ん中よりは上だったのですが、
多様な要素(幸福感、健康、意味、人格、関係性、経済的安定)で測った今回は、世界トップクラスに飛び抜けて、低かった。
これは、伸びしろしかない・・・❗
が、むむむむむむ。。。。むむむ。。む。む。。。。。むぅ。。。
ちょっと、ショッキングですね。。
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【総合スコア】
■日本は調査対象22カ国の中で、飛び抜けて幸福度(フラリッシングスコア)が低かった。
平均値が最も高かったのはインドネシア(8.47)、メキシコ(8.19)、フィリピン(8.11)で、
最も低かったのは日本(5.93)、トルコ(6.59)、英国(6.88)であった。
⇒圧倒的、、、下から2番目を大きく下回るスコア。。。
⇒あとは10段階で聞いたワールドハピネスレポートだと世界4位のスウェーデンでしたが、幅広くウェルビーイングを測る本調査だと、あんまり高く無いですね。世界11位のオーストラリアもあんまり高く無い。
■日本の高い項目、低い項目
●日本の比較的高い項目
不安/心配のコントロール、身体的痛みのなさ、トラウマ的苦痛のなさ、差別のなさ、雇用の安定
●日本が最低点だった項目、多数・・・
日本には、5年後の人生評価、楽観主義、自由、熟達、意味、目的、人間関係の充足、人間関係の満足感、社会的支援、親しい友人、精神的健康の自己評価、善の促進、満足の遅延、希望、感謝、愛、慈善活動、援助、身体的健康の自己評価、帰属意識など、自己評価が22か国中で最も低い
Japan has a number of relative areas for growth for which its self-report assessment was the lowest of the 22 countries, including life evaluation five years from now, optimism, freedom, mastery, meaning, purpose, relational contentment, satisfying relationships, social support, intimate friend, self-rated mental health, promoting good, delayed gratification, hope, gratitude, love, charitable giving, helping, self-rated physical health, belonging.
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【その他】
■年齢と繁栄の関係は、年齢と共に増加する傾向にあるが、日本はU字型
アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、スウェーデン、米国など多くの国では、繁栄は年齢とともに増加する傾向がありますが、すべての国でそうであるとは限りません。
インド、エジプト、ケニア、日本でのパターンは、やや U 字型に近いです。
⇒世界では、SNSなどによって若者の幸福度が下がって、U字型ではなくなってきた。日本はU字型ではあるが、若者の幸福度だけで見ても、かなり低い。
■日本は女性の方が繁栄している希有な国。
日本では、女性は男性よりも繁栄度が高いと報告している(−0.26; 95% CI: −0.32, −0.21)。
多変量調整後には男女間のさらなる違いが明らかになり、エジプト、日本、香港では女性の繁栄が男性よりも高く、スペイン、英国、ブラジル、ケニア、アルゼンチンでは男性の繁栄が女性よりも高いという注目すべき証拠が見られました。
⇒世界では男性の方が高いか、ほぼ同じ。
■日本は、学生さんが幸せな国。
ポーランド、インド、日本、タンザニア、イスラエル、エジプト、ケニアでは、学生が就業している人よりも著しく繁栄していると報告している。
⇒ジェンダーギャップ指数などでは、女性の社会進出の面で日本はかなり低い。でも、女性の方が幸せ。+学生も社会人より幸せ。
ということで、普通に、職場が不幸せすぎるんでしょうね・・・
■日本人はアンケート結果に真ん中を付けがち。という理由だけではない。
日本は多くの幸福度指標で著しく低いスコアを報告していますが、これは単に0~10の回答スケールの真ん中の値を報告する傾向によるものではないようです82。なぜなら、同じパターンは2値指標にも当てはまるからです。
■その他面白い話
意味と一人当たり国内総生産(GDP)の負の相関関係は特に顕著であり、先行研究でも確認されている。
⇒GDPが高まると、人生の意味が見出しづらくなる。
幼少期の逆境は幸せにとって良い面も悪い面もある。
⇒米国とアルゼンチンでは、幼少期の困難な経済状況が成人後の意義の高さと関連していた。
年齢と幸せのU字カーブは崩れつつある。
⇒他の調査でもそうですね。若者の幸福度低下が世界的な傾向になってしまっています。。。(でも日本はまだU字)
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■フラリッシングスコア(ここでの総合指標)
幸福感(Happiness)
Q1: 全体的に、あなたは現在の生活にどの程度満足していますか?
Q2: 一般的に、あなたはどの程度幸せまたは不幸せだと感じますか?
健康(Health)
Q3: 一般的に、あなたの身体的健康はどの程度ですか?
Q4: あなたの全体的な精神的健康はどの程度ですか?
意味(Meaning)
Q5: 全体的に、あなたが人生でしていることはどの程度価値があると感じますか?
Q6: 私は人生の目的を理解している
人格(Character)
Q7: 私は困難な状況でも、常に善を促進するように行動する
Q8: 私は常に、後でより大きな幸せを得るために、今の幸せを諦めることができる
関係性(Relationships)
Q9: 私は友情や人間関係に満足している
Q10: 私の人間関係は望むほど満足のいくものだ
経済的安定(Financial stability)
Q11: 通常の月々の生活費を賄えるかどうか、どのくらいの頻度で心配しますか?
Q12: 安全、食料、住居について、どのくらいの頻度で心配しますか?
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グローバル繁栄研究:繁栄に関する研究概要と初期結果
The Global Flourishing Study: Study Profile and Initial Results on Flourishing
2025/4/30,nature mental health
Tyler J. VanderWeele et al.
https://www.nature.com/articles/s44220-025-00423-5
世界繁栄研究は、人口が居住する全6大陸にまたがる、地理的にも文化的にも多様な22カ国、20万人以上の参加者を対象とした縦断的パネル調査です。国を代表するサンプリングを実施し、5年間にわたり毎年調査データを収集することで、繁栄のさまざまな側面とその決定要因を評価することを目的としています。この研究は、世界における繁栄の分布と決定要因に関する知見を深めることを目的としています。複合的な繁栄指数と数多くの人口統計学的特性との関係が報告されています。参加者には幼少期の経験についても調査が行われ、それらはその後の成人期の繁栄との関連を明らかにするために分析されました。分析は各国間および国内の両方で提示され、人口統計学的特性と幼少期の関係が国によってどのように異なるか、またどのパターンが普遍的でどのパターンが文化特有であるかが議論されています。また、同様の分析を用いながらも、より具体的な幸福の側面に焦点を当てた、世界繁栄研究特別コレクションの一連の論文の結果についても簡単に解説しています。世界の繁栄に関する研究は、幸福の分布と決定要因に関する知識を拡大し、社会の繁栄を促進するための基礎知識を提供します。
※データも載っていますが、表形式じゃないので、難しい・・・
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※その他、グローバルフラワリッシングスタディの結果を元にした論文。
グローバル繁栄研究 – 第1波
コレクション 2025年4月30日
ギャラップ社のデータを使った事前調査だと、そこまで悪くはなかったんですけどね・・・
データの取得人数を増やすと、今回のようになっちゃうのですね。。。
https://www.facebook.com/groups/wellbeinginfo/permalink/1553096862167673/