最高の自分ワークにおける西洋東洋の違い
幸福度を高めるワークは、色々研究されていますが、基本は西洋を中心に作られることが多く、
それが東洋ではあんまり効果無しみたいな事も報告されています。
(ただ、個人的には東洋というか日本では、最初の場作り雰囲気作りが重要なだけで、だいたい効果あるかな〜と感じてます。)
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で、今回紹介するのはマーストリヒト大学のウー先生らによる、
最高の自分ワークの西洋東洋比較の最新研究😊オランダと中国です。
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最高の自分ワークはシンプルで、↓の感じ。
■最高の自分ワーク
1分:自分の最高な未来を妄想する
15分:妄想した内容を書き出す(研究では最低500ワード以上)
5分:書いたことについて、ありありとイメージする(これ大事です❗)
(研究では、これを2日間隔で3回実施)
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結果としては、
西洋(オランダ)では、初回から効果が出て、特にポジティブな面で効果がでた。
東洋(中国)では、初回はあまり効果がないが、1週間後には効果が出た。特にネガティブが減るという面で効果が出た。
とのこと。
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なので、西洋東洋どちらでも効果はある。が、東洋は出るまでにちょっと時間がかかる。
これは実感している、最初の作りが大事というのとも、つながってますね。
何故やるのかを、ちゃんと伝える。ハッピーなオーラで包み込む。のが大事かなぁと思います。
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ちなみに結果を、も少し細かく言うと、
オランダは初回実施直後に、大きくポジティブな要素が向上。
中国では、初回実施直後は、特に変化無し。
でも、
1週間後には、
オランダでは、
ポジティブな未来期待、目標の明確さ、特性的楽観性が有意に向上
中国では、
抑うつ、目標のアンビバレンスが有意に低下、ポジティブな未来期待が有意に向上。
※目標のアンビバレンス:目標をやりたい気持ちと、不安や懸念、やりたくない気持ちを同時に感じる。
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ただし、元々のスコアとして、
オランダの方は結構高めのスコア、中国の方は低めのスコアだったという点もあります。
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中国とオランダの大学生における最高の自己介入の有効性:異文化研究
The Effectiveness of the Best-Possible-Self Intervention in College Students from China and the Netherlands:A Cross-Cultural Study
2025/2/14,Journal of Happiness Studies
https://link.springer.com/article/10.1007/s10902-024-00855-3
ベスト・ポッシブル・セルフ(BPS)介入の有効性は西洋人では十分に確立されているが、東洋のサンプルではまだ調査中である。西洋人と東洋人の間での有効性の直接比較は現在行われていないが、BPSの文化的感受性を理解するために不可欠である。本研究では、1週間以内に3回のオンライン介入を実施し、東洋(中国)と西洋(オランダ)のサンプル間でBPSの即時効果と短期効果を比較した。また、両方のサンプルで個別にその有効性とその根底にあるメカニズムを調査した。参加者(中国人61名、オランダ人48名)は、BPSまたは対照条件にランダムに割り当てられました。オランダ人の参加者は、肯定的な感情(即時効果)と特性楽観主義、および人生への満足度(短期効果)の点で、中国人よりも多くの利益を報告していることがわかりました。中国人の参加者は、主に否定的な結果の変化を報告し、複数回のセッションの後でのみでした。さらに、サンプル内分析では、効果サイズはオランダ人のサンプルの方が一般的に大きいことが示されました。この結果は、これまでの研究結果を再現し、オランダ人と中国人における BPS の有効性を裏付ける証拠を追加しています。この研究は、BPS はオランダ人のサンプルでは肯定的な結果に対してより効果的である可能性があるが、複数回のセッションでは中国人のサンプルでも特定の否定的な結果に対して効果的である可能性があることを示しています。今後の研究では、根本的な文化的感受性を調査し、特定の文化的背景に基づいて BPS を文化に適合したバージョンに適応させる可能性があります。
■研究の背景
(出典: King, L. (2001). The health benefits of writing about life goals)
(出典: Carrillo et al., 2019; Heekerens & Eid, 2021等の研究)
(出典: Heekerens and Eid, 2021)
以下の国々で研究が行われ始める:
(出典: Boehm et al., 2011)
(出典: Nisbett et al., 2001; Peng & Nisbett, 1999等)
このような研究背景から、本研究では:
を目指して実施されました。
よく使われる専門用語の説明:
■考察部分
中国人参加者にとっては表現的な書き方として機能した可能性
これらの考察は、BPS介入の文化的な適用可能性と、その効果のメカニズムについての理解を深めることに貢献しています。