心理的ウェルビーイングが価値の明確化で向上するのはなぜか
心理的柔軟性(心理的安全性のある職場作りのベースともなる)で重要と言われているのが、
価値の明確化。
自分の中で大切にしたいものを見つける、みたいな事ですが、
それによって幸福度は高まるのか?
また、その経路として、
価値が明確化するからこそ、行動につながって、それによって幸福度が高まるんじゃないの?
という武藤 崇先生らの研究。
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研究としては、
・価値の明確化(VOYAGE)
・心理的ウェルビーイング(PWB)
・ウェルビーイング促進行動(WPBI)
の3つを測ったら、それぞれ相関していた。
(価値の明確化-心理的WB:0.72、価値の明確化-ウェルビーイング促進行動:0.54、ウェルビーイング促進行動-心理的WB:0.53)
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また、
その流れを見てみた所、
価値の明確化自体も、心理的ウェルビーイングを高めるし、
価値の明確化が、ウェルビーイング促進行動を促して、心理的ウェルビーイングを高める効果もある。
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価値を明確にして、その上で、行動することで、ウェルビーイングが高まるよ❗
とのこと。
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自分を知り、そして行動することは、大事ですね😍
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■心理的柔軟性
①脱フュージョン(自分と思考を切り分ける)
②アクセプタンス(自己受容)
③今この瞬間につながる
④観察する自己につながる
⑤価値の明確化(なにを大切にしたいか知る)★これ
⑥コミットされた行為(行動を起こす)
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■心理的ウェルビーイング(リフ先生)
自己受容(self-acceptance)
積極的な他者関係(positive relations with others)
自律性(autonomy)
環境制御力(environmental mastery)
人生における目的(purpose in life)
人格的成長(personal growth)
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■ウェルビーイング促進行動
「他者援助行動(Supporting Behavior toward Others:SBO)」
「課題遂行行動(Task - Completing Behavior:TCB)」
「自己決定行動(Self -Determination Behavior:SDB)」
「挑戦行動(Challenging Behavior:CB)」
他者援助行動:ありがとう因子
課題遂行行動:やってみよう因子
自己決定行動:ありのまま因子
挑戦行動:なんとかなる因子
と、バシッと繋がってるな〜😍と勝手に思ってます。
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心理的ウェルビーイングが価値の明確化で向上するのはなぜか
同志社大学紀要論文,2025
中西 彩巴先生,鬼山 竜太朗先生,鈴木 友貴穂先生,武藤 崇先生
https://doshisha.repo.nii.ac.jp/records/2000828
近年,心理的健康を表す指標として心理的ウェルビーイングが注目されている。心理的ウェルビーイングを向上させる有効なアプローチとしてアクセプタンス&コミットメント・セラピー(Acceptance& Commitment Therapy:ACT)のコアプロセスである価値の明確化がある。
首藤・山本(2019)は心理的ウェルビーイングの増進において価値に沿った生活を維持することの重要性を示唆している。
このことより,価値の明確化と心理的ウェルビーイングの関連にはコミットされた行為が媒介していることが示唆される。本研究では,大学生を対象に価値の明確化がウェルビーイング促進行動を媒介して心理的ウェルビーイングに及ぼす影響について検討するために質問紙調査を実施した。
価値の明確化高低群を抽出し,高低群それぞれにおけるウェルビーイング促進行動得点と心理的ウェルビーイング得点の平均値を比較した。その結果,両得点において高低群の間に有意な差があった。さらに,価値の明確化から心理的ウェルビーイングへの正の影響をウェルビーイング促進行動が媒介しているか検証するため媒介分析を行ったところ,部分媒介していた。
以上から心理的ウェルビーイングの向上には価値を明確化するだけでは不十分であり,コミットされた行為が必要であることが示唆された。