2023.12.30

同志やメンターと、夢や目標、そしてその進捗や状況を共有することが、夢の実現につな

成功する、夢を叶えていく人の特徴ってなんでしょう?

従来の研究だと、

個人の問題と捉えて、GRITのようなやり抜く力があるとか、

どこまでも成長できる!という成長マインドセットを持つとか、が言われていました。

これも大切なのですが、

もっと周りの方との関わり方も大事なんじゃない?という研究が発表されていました😊面白いです❗

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その一つとして、

人生において目標を達成するために、助けてくれたり、促進してくれる人(道具的他者※。メンターや同志みたいな。)と、

感情や信念や懸念や夢を共有すること(現実の共有※)することが、

成功に大きく前進させてくれるよ。

とのこと。

要は、同じ目標や夢を持っている人や、勇気付けしてくれる人と、

夢や目標を共有すると、その夢や目標が叶いやすくなる。

さらに、↓があると、さらに効果が高くなるそうです。

・自己効力感

・正確に現実を共有する

・道具的他者(メンター・同志)との時間をちゃんと取る

・道具的他者(メンター・同志)との連携のしやすさ

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面白いですね😍

たしかに、会社でウェルビーイングを広げようとすると、1人だと中々難しくて、

一方で、会社にウェルビーイングを広げよう同志がいると、かなり上手くいく確率が高まります。

(なので、会社や組織にウェルビーイングを広げようと思い立った方には、まず同志を作ることをオススメしています。)

同志やメンター的な人と、夢や目標、そしてその状況や進捗を共有していますか?

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補足

※シェアードリアリティ(現実の共有)とは

・感情、信念、懸念といった内面的な状態を、世界に関して他者と共有するという認識のことである。(本論文)

・内的状態を共有しているという認識のことである。

・私たちが他者とともに世界に志向し行為すること。

とのこと。

※道具的他者(IO)とは

道具的というと、なんか道具のように使い捨てみたいな良くないイメージですが、

日本語だと、共に高め合う他者とうか、自分を引き上げてくれる・助けてくれる他者。と捉えた方が良いかと思います。もしくは、同志とか、メンターとか。

道具的というのは、コミュニケーションの心理学では、道具的コミュニケーションと自己充足的コミュニケーションに分けられていて。

自己充足的は、コミュニケーションを行うこと自体が目的で、自分を満足させるコミュニケーション。例えば挨拶とか。

道具的は、何かしらの目的のためのコミュニケーション。例えば、お願いとか相談とか。

なので、道具的だから悪いというものではありません。

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※論文紹介記事

現実の共有:この心理的要因が成功の鍵かもしれない

研究者たちは、個人的な目標達成における重要な要因、すなわち道具的他者との「現実の共有」現象を発見した。Journal of Personality and Social Psychology誌に発表されたこの研究結果は、なぜある個人は他の個人よりも容易に目標を達成できるのかという古くからの疑問に新たな洞察を与えるものである。

シェアード・リアリティとは、感情、信念、懸念といった内面的な状態を、世界に関して他者と共有するという認識のことである。この概念は、人間関係における単なる好意や親近感を超えたものである。外的な出来事、人、物について共通の理解を持つことであり、これは世の中をうまく立ち回り、成功するために極めて重要なことである。道具的他者とは、私たちの人生において、目標を達成するために私たちの能力を大きく助けたり、促進したりする人物を指します。メンター、同僚、友人、家族など、成功への道のりに積極的に貢献してくれる重要な人物がこれにあたる。

伝統的に、心理学的研究は、個人的成功の重要な推進力として、自制心、グリット、成長マインドセットなどの個人的要因に大きく焦点を当ててきた。これらの属性はしばしば、目標達成の礎石であり、より健康で成功した人生につながると考えられてきた。しかし、現実世界のシナリオを詳しく見てみると、このような個人中心の見方は不完全である可能性が示唆される。この観察から、研究者たちは個人の強みから、社会的なつながりが目標の成功に与える潜在的な影響に焦点を移すようになった。

この論文は、人々が他者と共有する現実が、目標の成功に結びついていることを発見した。例えば、重要な同僚と同じように世界を見ている人ほど、仕事で成功している。もしそうなら、同僚とその現実を維持し守ることは、彼らのつながりだけでなく、その人のキャリアの成功にとっても重要である。したがって、人々が特定の世界観に執着するのは、それが具体的な目標に対して道具的価値があるからかもしれないのだ!"

「より広く言えば、この論文は、なぜ成功する人がいるのかを理解する助けにもなる。周囲の人とつながることは重要であり、現実の共有を通じて相手の心に関わることは、そのための重要な方法であるようだ。この論文によれば、共有された現実を通して人の心に関わることは、単に好意を持ったり、親しみを感じたりすることよりも重要であるようだ。"

これらの調査結果を総合すると、成功は個人の努力や才能の産物であるだけでなく、人間関係の質、特に自分の人生を支えてくれる人々との現実の共有に大きく影響されることが示唆される。

「人々の世界の見方は、他者とのつながりを助けるものであり、孤立して構築されるものではありません」とエルナコウリはPsyPostに語った。「人々の現実は他の人々と共同構築され、人々は自分の目的を助けてくれる人々と現実を共有する傾向がある。このことは、世界に対する人々の認識が、つながりとは対照的に、真実に対してどの程度指向的であるかについて、私たちをより疑わしくさせるかもしれないと思います。"

その洞察にもかかわらず、この研究にはいくつかの限界がある。1つの重要な懸念は、思考の多様性が重要な状況などにおいて、共有された現実が時として目標追求の妨げにならないかということである。さらに、この研究結果は主に北米のサンプルに基づいており、他の文化的文脈への適用可能性についてはさらなる検討が必要である。

「道具的他者との現実の共有が目標の成功につながるという因果関係を実証するために、この研究では共有された現実を操作することはできなかった!また、このプロセスが文化的背景によってどのように変化するかを見ることにも興味があります。

https://www.psypost.org/2023/12/shared-reality-this-psychological-factor-might-be-key-to-your-success-215042

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※元論文

In it together: Shared reality with instrumental others is linked to goal success.

Journal of Personality and Social Psychology,2023/12

https://psycnet.apa.org/doiLanding?doi=10.1037%2Fpspi0000427

DL用

https://www.researchgate.net/publication/372343628_In_it_together_Shared_reality_with_instrumental_others_is_linked_to_goal_success

なぜ他の人より成功する人がいるのか?個人的要因(自制心など)に加えて、最近では、人々の対人関係の質が成功にとって重要であることが研究で示唆されている。

成功する人は、道具的な対象(例えば、勉強道具やジム)が好きで身近に感じるだけでなく、道具的な他者(IO;目標の成功をより可能性の高いものにしてくれる人)も好きで身近に感じる。

しかし、道具的他者には、道具的対象にはない決定的な特徴がある:

それは「自分の心」である。

我々は、IO(目標を成功しやすくする他者)との親近感が目標の成功にとって重要であることを示唆する研究が増えている一方で、先行研究では、IOとの関係の質、ひいては目標の成功が、IOと「心を融合」させ、自分のIOが目標の成功に貢献するのと同じように、目標と世界全体(すなわち、共有された現実)の両方を経験する能力に依存している可能性が高いことを検証していないことを提案する。

具体的には、本研究(N= 1,326)では、

(a)人はIOと共有された現実(世界について共有された態度や判断の知覚)を経験するかどうか、

(b)そうする人はより大きな目標成功を達成するかどうかを調べた。

恋愛相手が自分の目標にとって道具的な存在であると認識している参加者は、恋愛相手との間でより多くの共有現実を経験した(研究1)

参加者はまた、道具的でない他者(NIO;研究2)と比較して、IOとの間でより大きな共有現実を報告した。

IOとのより高い現実感の共有は、当初(研究2-4)、3-4週間後(研究2c)、およびより高い成績平均値(研究4)に関連していた。

これらの効果は、IOの好意、親密さ、認識論的信頼、NIOの共有現実を統制しても維持された。

自己効力感は、一貫してIO共有現実が目標の成功に及ぼす影響を媒介し、IO共有現実が人々の自分の能力に対する認識論的自信を強化する可能性を示した。

全体として、IOとの共有現実が目標の成功に重要な役割を果たす可能性が示唆された。

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※参考_現実共有論(Shared Reality)

現実共有論への一視角

―社会的表象研究における認知的多相論の検討―

2015、年報社会学論集

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kantoh/2015/28/2015_88/_pdf

現実の共有、すなわち、私たちが他者とともに世界に志向し行為することは、

集合的現象の基礎にあるものとされてきた。

そして、現実の共有は、2通りの仕方で議論されてきた。

一方で、個々人の経験から出発し、様々な経験や認識の間で同一性が確立されることとして、現実の共有を考察する議論がある。

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