非道徳的なニュースを見ると、道徳的になる。
道徳的な人は、幸福度が高い。ということで、道徳に関する研究。
(道徳的な人はウェルビーイングのメタ論文
https://www.facebook.com/share/p/yaUEQUGC9yPGA64F/)
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今回のグリエルモ・マルコーニ大学のジュゼッペ・サルボ先生らの研究によると、
・非道徳的なニュースとか違反を見ると、嫌悪感を引き起こす(誘発仮説)
・嫌悪感が、自信の道徳的判断を強める。(増幅仮説)
という、非道徳的なニュースが、むしろ自分の道徳を高めるよ。
とのこと。(メタ論文)
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で、特に、
アジア/東洋文化でその影響は強く、
性や宗教に関する違反でも強い。
うーん、、なるほど。。
そんな効果もあるのですね・・・
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ただし、
正義中毒(自分が正しいと思い込み、そうでない人を攻撃することに中毒)
とか
ネガティブなニュースばかり収集すると、ネガティブになっていく。
という話もあるので、
注意は必要です。
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★AIサマリー
この2025年の研究は、道徳と嫌悪感の双方向の関係を2つの仮説で検証したメタ分析です:
- 誘発仮説:道徳的違反が嫌悪感を引き起こす
中程度の効果量(g = 0.55)で支持
西洋/白人文化でアジア/東洋文化より強い効果
性や宗教に関する違反で最も顕著
- 増幅仮説:嫌悪感が道徳的判断を強める
小~中程度の効果量(g = 0.40)で支持
特性的嫌悪感が状態的嫌悪感より強い効果
義務論的道徳と純粋性違反に最も強い影響
主な発見:
文化差から、道徳的嫌悪感は生得的でなく学習される可能性
以下の場合に嫌悪感は道徳判断により強く影響:
利他的より義務論的道徳
嫌悪感の方向性と道徳判断の方向性が一致
宗教的・性的な問題に関連
研究の限界として、研究間で大きな異質性があることと、主に西洋の被験者を対象としていることが挙げられます。
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嫌悪感と道徳心の双方向の相互作用:メタ分析による調査
Bidirectional interplay of disgust and morality: Meta-analytic investigations
2025/1,Personality and Individual Differences
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0191886924004926?dgcid=rss_sd_all
道徳的違反が嫌悪感を誘発し、嫌悪感を誘発すると道徳的判断が強まるという仮説を検証するため、2 つの別々のメタ分析が実施されました。
データは誘発仮説 ( k = 78、g = 0.55) と増幅仮説 ( k = 101、g = 0.40) の両方を支持しました。
人物および測定関連特性の調整効果を調べたところ、西洋およびコーカサス文化ではアジアおよび東洋文化よりも道徳と嫌悪感の関連が強かったことがわかりました。状態嫌悪感とは対照的に、特性嫌悪感の感受性は道徳的態度により顕著な影響を及ぼしました。嫌悪感は純潔および義務論的道徳の違反と最も強く関連しており、特に性と宗教関連の問題に関連していました。嫌悪の方向が道徳的判断の方向性と一致している場合にも、より大きな効果が観察されました。実質的な異質性の限界を念頭に置きながら、これらの調査結果は、嫌悪感と道徳心の双方向の関係を研究する上で、方法論的アプローチ、サンプル特性、および個人差の重要性を強調しています。
■理論的背景
→ただし、「道徳的嫌悪感」は言語的な表現にすぎないのではないかという議論も存在(Landy & Goodwin, 2015; Mancini & Gangemi, 2021)
→ただし、道徳の生得性は実証的支持を得ておらず、学習される可能性が指摘されている(Railton, 2017)
Mancini et al.の理論:
この理論的背景を踏まえ、本研究では道徳と嫌悪感の関係を「誘発仮説」と「増幅仮説」の2つの視点から検証しています。なお、研究対象となった変数には、個人特性(文化、性別など)や測定方法に関する要因も含まれています。