2024.06.08
ウェルビーイングを最上位の目標とした環境白書
環境省さんから、今年の環境白書が発行されました。
先日紹介した環境基本計画にも記載されていた通り、
今年からはウェルビーイングを最上位の目標としたものになっています😍😍
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これは凄い・・・
全省庁で、ウェルビーイングを最上位の目標としていって欲しい😍😍😍
(UAEとかは、全省庁にウェルビーイングの観点でチェックする部署があったりしますし。)
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方針:将来にわたってウェルビーイング/高い生活の質をもたらす新たな成長
そうなんですよ❗あくまで成長は手段。ウェルビーイングにつながらない、成長の為の成長って、手段が目的になってる。
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環境省の環境基本計画にもウェルビーイング
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令和6年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書の公表について
環境省,2024/6/7
https://www.env.go.jp/press/111155_00002.html
令和6年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書のテーマ
自然資本充実と環境価値を通じた「新たな成長」による「ウェルビーイング/高い生活の質」の充実
~第六次環境基本計画を踏まえ~
図1-2-1 第六次環境基本計画の基本的な考え方(第一部) 環境危機、様々な経済・社会的課題への対処の必要性 目的 【環境保全】を通じた、【現在及び将来の国民一人一人の生活の質、幸福度、ウェルビーイング・経済厚生の向上】、【人類の福祉への貢献】 ビジョン 循環共生型社会 環境問題を守り環境の質を向上させることによって成長・発展できる文明 循環(←科学) ●炭素等の元素、物質の循環などの物質循環の確保 ●地下資源枯渇から「地上資源圏」へ ●環境負荷の総量を削減し、更に脱炭素循環を創出 共生(←哲学) ●我が国の伝統的自然観に基づき、人類以外の種全体の一員に ●人と地域の健康の一体化(プラネタリー・ヘルス) ●人間の尊厳と記憶、地域の経済社会の在り方、地球全体の未来が、同心円 同心円のイメージ 地球 国 地域・企業など 個人 資質 将来にわたって 「使える資源」を変える6つの視点の提示 ウェルビーイング/高い生活の質 市場価値圏+非市場価値圏 ①ローカル視点 ②本国内の視点 ③無形資産・コミュニティ・心の豊かさ ④⑤自立・公権の重視 新たな成長 ●ストックである自然資本(環境)を持・・回復・充実させることが「新たな成長」の基盤 ●無形資産である「環境価値」の活用による経済全体の高付加価値化等 政策 展開 科学に基づく取組のスピード化とスケールの確保(国際社会への対応) ネット・ゼロ、循環経済、ネイチャーポジティブの実現 政治、市場、国民(市民)、地域、ゴミュニティの一体担当 【地域循環共生圏】の構築による「新たな成長」の創設・実装 資料:環境省 環境基本法第1条 環境の保全に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって現在及び将来の国民の健康で文化的な生活に寄与するとともに人類の福祉に貢献することを目的とする。 ※地域・企業などには、地方公共団体、地域コミュニティ、企業、NPO・NGOなどの団体を含む。 政府・市場・国民の共進化 国民 ←→ 共進化 政府 ←→ 市場 ※こうした基本的な方向性を踏まえ、6分野(マクロ経済、国土、地域、暮らし、イノベーション、国際)にわかる重点戦略、個別環境政策の重点、環境保全施策の体系等を記述。 図1-2-2 「ウェルビーイング/高い生活の質」を目的とした「新たな成長」のイメージ 「ウェルビーイング/高い生活の質」を上位目的に設定 変え方を 変える視点 ① ストック重視 供給者ジャンルのストックの充実が必須 ② 長期的視点重視 短期的視点に陥った投資が重要 ③ 本質的ニーズ重視 供給者ニーズではなく、国民の本質的ニーズへの対応が必須 ④ 無形資産重視 市場対価値の付かない無形資産投資の拡充が不可欠 ⑤ コミュニティ重視 個人、市場、コミュニティのバランスが必要 ⑥ 自立・分散型の追求 集中型の経済社会システムからの転換 ③・国民の本質的・潜在的なニーズ 国民が、あるべき・あったい状態を認識 ① ストックの充実が、国民の高い生活の質の実現に貢献する。ストックを充実させる過程において、 フロー効果(例:GDP)も得られる。 現在及び将来の 国民の高い生活の質、 ウェルビーイング・ 高い経済厚生 すべての国民が明日への 希望が持てるように 【非市場・市場の価値】 (例) ●存在・生活の基盤、安心安全 ●資金(債務としての経済的能) ●雇用、将業 ●衣食住 ●健康、福祉 ●移動関連 ●地域、コミュニティ、文化 ●安全保障 ●人類の福祉 ●人と動物との共生 共進化 ストック、あるべき・あったい状態 自然資本(環境) 自然資本を維持・回復・充実させる資本・システム 【人類の存続、生活の基盤】 ●自然資本が陸域的な水源から十分に養分を持って維持され、健全な【自然界の物質循環】が維持される ●水・大気・土壌など利用可能な最良の科学に基づく環境保全と支援の防止、環境負荷の総量を削減 ✓ 循環経済 ✓ 健全な生態系 ✓ 適正とされた環境問題の解決 など 【良好な環境】 ●充実した自然資本の水準 ●快適な環境(アメニティ) ●ネイチャーポジティブ等 地上資源を基調とし、自然と共生する持続可能な経済社会システム(循環共生型社会の実現) • 量から質、環境価値を活用した経済体の高付加価値化 ②・長期的視点に基づく構造変化 【自然資本を改善する資本】 (例)・有形資産(設備、インフラ等)、無形資産 ✓再エネ・省エネ・資源循環関連、脱炭素材 ✓ZEB・ZEH、公共交通、EV、充電設備、分散型電力、蓄約型都市 ✓無形資産(人的資産、確保確値、データ等)、新技術・コミュニティ ④ 【制度・システム】(例) 図1-2-3 自然資本・環境負荷とウェルビーイング・生活の質との関係(イメージ) 環境負荷を低減し、ストックとしての自然資本を充実させることがWell-beingの向上につながると考えられる。 人類と地球の Well-being の 関係イメージ 環境収容力の限界 自然資本の臨界的な水準 人類の存続に関わる影響 Point of no return 環境負荷 (累積的な影響) 生活の質の向上 地域のWell-being 人類の社会経済活動により 自然資本が プラネタリー・ヘルスが実現 人類のWell-being 結果として、自分の喜びをより 享受し、高い生活の質を実現 自然資本等 の充実 生活の質の低下 凡例 繁栄: 人類のWell-being 生活の質の水準 衰退: 地域のWell-being 環境負荷の水準や自然資本の充実度 ストック フロー 資料:環境省 環境負荷 の増大 プラネタリバウンダリーの課題 温室効果ガス排出増、生物多様性 の喪失、不要物・汚染の排出 等 環境保全上の支障の防止 ネット ゼロ ネットポジティブ 環境にプラス ・吸収源の拡大、ネイチャーポジティブ ・廃棄物からの有用物生産 ・健康から、使用以上に環境にプラスの 住宅(LCM住宅など) 良好な環境創出 図1-2-4 自然資本を軸としたウェルビーイングをもたらす「新たな成長」のメカニズム 現在及び将来の国民一人ひとりのウェルビーイング/生活の質/経済厚生の向上 非市場的な価値 ✓健康状態 ✓教育と技能 ✓社会的な結証 ✓ワークライフバランス ✓市民参加とガバナンス ✓環境の質 ✓個人の安全 ✓主観的幸福 など 市場的な価値 ✓GDP ✓金融資産 ✓労働生産性 ✓金属資産 ✓労働生産性 ✓資源生産性 ✓高付加価値化など 国民の本質的ニーズ (科学の要請を含む。) 現在、GDPの半分を超える経済価値が自然資本に依存 イノベーション 直接的にウェルビーイングが向上 政府 市場の失敗の是正 企業 合成の誤謬の解消 諸政策 資本蓄積 民間投資拡大 自然資本(環境) 自然資本を維持・回復・充実させる資本・システム 【人類の存続、生活の基盤】【良好な環境】 【人類の存続、生活の基盤】【制度・システム】 ✓1.5℃目標が達成される気候 ✓健全な陸域経済 ✓健全な生態系 ✓残された公害問題の解決 など ✓快適な環境(アメニティ) ✓ネイチャー・ポジティブ など ✓耕工・畜工業関連設備 ✓ZEB・ZEH、公共交通 ✓無形資産(人的資本、