2024.03.11

東大のパネルデータからみる幸せに効くことTOP3

>人々の感じる幸せ感(幸福度)と、将来のより大きな幸せのために現在の幸せを犠牲にすることができるのかという質問の 2 つについて、その回答分布と関連要因を検討した。

>幸福度と関連する最も重要な要因は、暮らし向きである。経済的に豊かであるほど、幸せであると感じる度合いは高くなる。暮らし向きに続くのが、主観的健康度である。自身の健康状態が良いほど、幸せであると感じやすい。社会的繋がりは、3 番目に来る要因である。

①経済的に豊か

②主観的健康度

③社会的つながり

(OECDのBetter Life Indexの10のカテゴリの中で。)

の順で幸せに効いてきたとのこと。

まず、あくまで↓の中で、ということ。で、そもそものカテゴリが大分狭い。

経済的に豊かかどうかは幸せに効いてきますが、

幸福度診断で測っている項目の中では下位です。

(幸せの4つの因子とかに比べると効いてこない。)

まぁ客観指標の中では、高い方なのかな。

というのと、社会的つながりが3番目と思ったより低かったのですが、質問の文面に寄る影響かなと思います。

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今幸せか、と、将来の幸せのために今を犠牲にできるか、

の相関係数が、 0.139 で有意だったそう。

有意でも相関係数がかなり小さいので、互いに影響はほとんどしてなさそう。

今の幸せと将来の幸せは、どちらも大事ですね😊

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※OECDのBetter Life Indexの10のカテゴリ

所得と富、雇用と仕事の質、住宅、健康、知能と技能、環境の質、安全、仕事と生活のバランス、社会的つながり、市民参画

(1) 所得と富:現在の暮らし向きの質問(「豊か」から「貧しい」までの 5 段階評価を逆転コード)により、個人の置かれる経済状況を把握

(2) 雇用と仕事の質:就業状態を、フルタイム雇用(経営者を含む)・パートタイム雇用・自営・就業していない、の4カテゴリーで雇用状況を把握し、就業者は、専門管理職に従事しているか否かで仕事の質を把握

(3) 住宅:現在の住まいが持ち家(1 戸建てあるいは分譲マンション)の場合を 1、それ以外を 0 とする変数として住居状況を把握

(4) 健康:自分の健康状態についての質問(「とても良い」から「悪い」までの 5 段階評価)を逆転させ、1 が「悪い」から 5 が「とても良い」として主観的健康状態の良さを把握

(5) 知識と技能;学歴に関する質問を利用して「1 中学・高校」「2 専門学校・短大」「3 大学・大学院」の 3 カテゴリーにより、知識と技能の違いを把握

(6) 環境の質:現在の住まいの緑地へのアクセスを測る代替指標として、現在の住まいの都市規模を「16 大都市」「20 万人以上の市」を 0、「その他の市」「町村」を 1(緑地へのアクセスが良い)とする変数として作成

(7) 安全:「私の住んでいるこの地区はとても安全である」(Wave16)の質問への回答(「そう思う」から「そう思わない」までの 5 段階評価を逆転コード)により居住地域の安全度を把握

(8) 仕事と生活のバランス:現在の仕事(就業者のみ)について「子育て・家事・勉強など自分の生活の必要にあわせて、時間を短くしたり休みを取るなど、仕事を調整しやすい職場である」(「かなりあてはまる」から「あてはまらい」までの 4 段階評価を逆転コード)により仕事と生活のバランス度を把握

(9) 社会的つながり:社会的支援の欠如を測定する質問項目として、「あなたは、次の A から E について相談したり頼んだりするとき、どのような方になさいますか。A 自分の仕事や勉強のこと、B 仕事を紹介してもらうこと、C 友人・恋人・配偶者などとの人間関係のこと、D 失業や病気でお金が必要になったとき、まとまった金額を貸してもらう、E 自分や家族の誰かが病気や事故で、人手が必要になったときに手伝ってもらう」という質問で、それぞれについて「誰もいない」と回答した数(0 から5まで)により社会的繋がりの欠如の度合いを把握

(10) 市民参画:選挙における投票率が、市民参画の重要な要素とされているので、Wave17(2023 年の調査)の「あなたは、2022 年 7 月に行われた参議院選挙の比例代表では、どの政党に投票しましたか」の質問で、「投票しなかった」と回答した場合には 0、それ以外を 1 とする変数で投票による市民参画を把握

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※幸福に関する質問

あなたは、現在幸せですか

あなたは、将来のより大きな幸せのために現在の幸せの一部を犠牲にすることができますか

を1~10で回答。

上記の効いてくるかどうかは、幸せですか質問について。

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パネル調査からみる幸福、タイムプレッシャー、希望の結婚・出産年齢、希望の介護

東京大学 社会科学研究所、2024/3/4

https://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/socialresearch/pr/

・2007年より16年間にわたりパネル調査(同一の人々への追跡調査)を行ってきた。今回は、16年分の最新の調査データを用いて、コロナ禍やライフステージにおけるワクチン接種、スキル形成、意識、希望する介護について分析をした。

・最新の調査を含むデータを分析したところ、(1)幸福度と関連する最も重要な要因は暮らし向きであること、(2)「あなたは普段どのくらい急いでいると感じますか」という質問への回答をタイムプレッシャーの指標として、この指標が月あたり労働時間、平日の家事時間、1日あたりの睡眠時間の長さと関連していること、(3)希望する結婚年齢の実現要因にはジェンダー差があること、(4)希望する介護は性別や年齢によって異なること等が明らかとなった。

・分析結果から、コロナ禍やライフステージにおける人々の生活や意識の実態および変化が確認された。本調査のさらなる継続により、様々なライフステージにおける意識や行動を精確に把握することが可能になると期待される。

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フルレポート

「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査 2023」分析結果報告:

パネル調査からみる幸福、タイムプレッシャー、希望の結婚・出産年齢、希望の介護

https://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/socialresearch/pr/24PressRelease.pdf

「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査 2023」分析結果報告: パネル調査からみる幸福、タイムプレッシャー、希望の結婚・出産年齢、希望の 介護 2024年3月4日 石田 浩(東京大学科学研究所 特別教授) 石田 景示(東京大学社会科学研究所 准教授) 大久保 将貴(東京大学社会科学研究所 特任助教) 似野 美咲(東京大学社会科学研究所 特任助教) 1.発表概要 (以下は、2024年の3月4日においてなったプレスリリースの詳細版です。) 東京大学社会科学研究所では、現代日本の若年・社生者を追跡する縦合的な調査である 「働き方とライフスタイルの変化に関するパネル調査」(Japanese Life Course Panel Surveys -JLPS)を2007年から継続して実施している。この調査では、人々の社会的背景、 学歴選択、職業キャリアの形成、生活時間・暮らしといったライフスタイルに関して、結 婚・出産のような家族イベント、価値観や意識といった多様な生活の側面についての質問項 目を含んでいる。 2007年に日本全国に居住する20-34歳(若年サンプル)と35-40歳(社生サンプル)の 男女を母集団として地域・都市規模・性別・年齢により層別し、対象者を抽出した。調査票 は郵送で配布し、その後調査員が訪問して回収した。「若年サンプル」3,867名(回収率 52.9%)、「社生サンプル」2,230名(回収率66.4%)を回収した。2011年には「追加調査」 として、「継続調査」対象者と同年齢である2011年に24-38歳(若年)と39-44歳(社生) を2007年調査と同様な形で抽出し、新送配布・郵送回収の方法により調査を実施した。「若 年サンプル」710名(回収率32.4%)、「社生サンプル」253名(回収率31.4%)を回収した。 2019年には、JLPSの対象者が加齢し、20歳代の新世代の対象者がいなくなったので、 新たに若年リフレッシャサンプル調査として、2019年時点で日本全国に居住する20-31歳 の男女を母集団として2007年調査と同様な方法で対象者を抽出した。調査方法は、2007年 調査を継承して、郵送配布・訪問回収の方法を採用した。2383名を回収(アタック数に対 する回収率36.1%)、そのうち離脱に継続することを予承した2049名(回収収率31.1%) を追跡対象とした。2007年からの「継続調査」、2011年からの「追加調査」、2019年に 新たに加えた「若年リフレッシャサンプル調査」の3つの調査の対象者を毎年継続して追 跡している。 2023年1月から3月にかけて、「継続調査」の第17回、「追加
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