東大のパネルデータからみる幸せに効くことTOP3
>人々の感じる幸せ感(幸福度)と、将来のより大きな幸せのために現在の幸せを犠牲にすることができるのかという質問の 2 つについて、その回答分布と関連要因を検討した。
>幸福度と関連する最も重要な要因は、暮らし向きである。経済的に豊かであるほど、幸せであると感じる度合いは高くなる。暮らし向きに続くのが、主観的健康度である。自身の健康状態が良いほど、幸せであると感じやすい。社会的繋がりは、3 番目に来る要因である。
①経済的に豊か
②主観的健康度
③社会的つながり
(OECDのBetter Life Indexの10のカテゴリの中で。)
の順で幸せに効いてきたとのこと。
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まず、あくまで↓の中で、ということ。で、そもそものカテゴリが大分狭い。
経済的に豊かかどうかは幸せに効いてきますが、
幸福度診断で測っている項目の中では下位です。
(幸せの4つの因子とかに比べると効いてこない。)
まぁ客観指標の中では、高い方なのかな。
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というのと、社会的つながりが3番目と思ったより低かったのですが、質問の文面に寄る影響かなと思います。
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今幸せか、と、将来の幸せのために今を犠牲にできるか、
の相関係数が、 0.139 で有意だったそう。
有意でも相関係数がかなり小さいので、互いに影響はほとんどしてなさそう。
今の幸せと将来の幸せは、どちらも大事ですね😊
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※OECDのBetter Life Indexの10のカテゴリ
所得と富、雇用と仕事の質、住宅、健康、知能と技能、環境の質、安全、仕事と生活のバランス、社会的つながり、市民参画
(1) 所得と富:現在の暮らし向きの質問(「豊か」から「貧しい」までの 5 段階評価を逆転コード)により、個人の置かれる経済状況を把握
(2) 雇用と仕事の質:就業状態を、フルタイム雇用(経営者を含む)・パートタイム雇用・自営・就業していない、の4カテゴリーで雇用状況を把握し、就業者は、専門管理職に従事しているか否かで仕事の質を把握
(3) 住宅:現在の住まいが持ち家(1 戸建てあるいは分譲マンション)の場合を 1、それ以外を 0 とする変数として住居状況を把握
(4) 健康:自分の健康状態についての質問(「とても良い」から「悪い」までの 5 段階評価)を逆転させ、1 が「悪い」から 5 が「とても良い」として主観的健康状態の良さを把握
(5) 知識と技能;学歴に関する質問を利用して「1 中学・高校」「2 専門学校・短大」「3 大学・大学院」の 3 カテゴリーにより、知識と技能の違いを把握
(6) 環境の質:現在の住まいの緑地へのアクセスを測る代替指標として、現在の住まいの都市規模を「16 大都市」「20 万人以上の市」を 0、「その他の市」「町村」を 1(緑地へのアクセスが良い)とする変数として作成
(7) 安全:「私の住んでいるこの地区はとても安全である」(Wave16)の質問への回答(「そう思う」から「そう思わない」までの 5 段階評価を逆転コード)により居住地域の安全度を把握
(8) 仕事と生活のバランス:現在の仕事(就業者のみ)について「子育て・家事・勉強など自分の生活の必要にあわせて、時間を短くしたり休みを取るなど、仕事を調整しやすい職場である」(「かなりあてはまる」から「あてはまらい」までの 4 段階評価を逆転コード)により仕事と生活のバランス度を把握
(9) 社会的つながり:社会的支援の欠如を測定する質問項目として、「あなたは、次の A から E について相談したり頼んだりするとき、どのような方になさいますか。A 自分の仕事や勉強のこと、B 仕事を紹介してもらうこと、C 友人・恋人・配偶者などとの人間関係のこと、D 失業や病気でお金が必要になったとき、まとまった金額を貸してもらう、E 自分や家族の誰かが病気や事故で、人手が必要になったときに手伝ってもらう」という質問で、それぞれについて「誰もいない」と回答した数(0 から5まで)により社会的繋がりの欠如の度合いを把握
(10) 市民参画:選挙における投票率が、市民参画の重要な要素とされているので、Wave17(2023 年の調査)の「あなたは、2022 年 7 月に行われた参議院選挙の比例代表では、どの政党に投票しましたか」の質問で、「投票しなかった」と回答した場合には 0、それ以外を 1 とする変数で投票による市民参画を把握
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※幸福に関する質問
あなたは、現在幸せですか
あなたは、将来のより大きな幸せのために現在の幸せの一部を犠牲にすることができますか
を1~10で回答。
上記の効いてくるかどうかは、幸せですか質問について。
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パネル調査からみる幸福、タイムプレッシャー、希望の結婚・出産年齢、希望の介護
東京大学 社会科学研究所、2024/3/4
https://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/socialresearch/pr/
・2007年より16年間にわたりパネル調査(同一の人々への追跡調査)を行ってきた。今回は、16年分の最新の調査データを用いて、コロナ禍やライフステージにおけるワクチン接種、スキル形成、意識、希望する介護について分析をした。
・最新の調査を含むデータを分析したところ、(1)幸福度と関連する最も重要な要因は暮らし向きであること、(2)「あなたは普段どのくらい急いでいると感じますか」という質問への回答をタイムプレッシャーの指標として、この指標が月あたり労働時間、平日の家事時間、1日あたりの睡眠時間の長さと関連していること、(3)希望する結婚年齢の実現要因にはジェンダー差があること、(4)希望する介護は性別や年齢によって異なること等が明らかとなった。
・分析結果から、コロナ禍やライフステージにおける人々の生活や意識の実態および変化が確認された。本調査のさらなる継続により、様々なライフステージにおける意識や行動を精確に把握することが可能になると期待される。
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フルレポート
「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査 2023」分析結果報告:
パネル調査からみる幸福、タイムプレッシャー、希望の結婚・出産年齢、希望の介護
https://csrda.iss.u-tokyo.ac.jp/socialresearch/pr/24PressRelease.pdf