2023.11.25

ちょっとした交流と幸せ

見知らぬ人とのちょっとした交流は幸福度を高めるよ。という話はありますが、

欧米か❗❗と心の中でおっしゃる方も多いかと思います。

が、日本でもそうだよ。という研究と、トルコ(非欧米)でもそうだよ。という研究が、先月・今月で出ていました。

(対象も、日本957人、トルコ3266人とかなりの規模❗)

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また、見知らぬ人と話し込むまでしなくとも、御礼や挨拶などでも効果的との事。

まずはお店で買い物した時などに、挨拶や御礼をしてみましょ😁

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ちなみに、

日本の研究では、

見知らぬ人との交流が幸福度の分散の約2%を説明。

最も大きかったのが世帯年収で、9%。

知っている人(親密な人)との交流が、7.61%。

見知らぬ人との交流はとてもライトにできることを考えると、凄い効果😍

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Minimal social interactions and subjective well-being in the Japanese context: Examination of mediation processes using a national representative sample

日本の状況における最小限の社会的相互作用と主観的幸福:国民代表サンプルを使用した調停プロセスの検討

Social Sciences & Humanities Open,2023/10/14,立教大学石黒先生

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2590291123003182

最小限の社会的相互作用とは、親しくない人や見知らぬ人との短い相互作用のことである。

以前の研究では、最小限の社会的相互作用は主観的幸福感を向上させ、この効果は帰属意識の高まりによって媒介されると主張した。

しかし、この先行研究は参加者の少ないサンプルに基づくものであり、これまでのところ、この媒介過程を再現しようとした他の研究はない。

本研究では、日本居住者の全国代表サンプルを対象とした社会調査のデータに基づいて、媒介過程を検討した。

調査は2022年初めに実施された。調査対象は日本居住者2,100人で、主要指標に欠損値がある回答者を除外した上で、957人の回答者を分析に含めた。

データ分析によると、最小限の社会的相互作用は幸福感と正の相関があり、最小限の社会的相互作用の効果は、帰属感の指標である孤独感によって有意に媒介されることがわかった。

媒介効果の大きさは、人口統計学的プロフィールなどの共変量を含むか含まないかに影響されなかった。

所属感のもう1つの尺度である共同体感覚は、孤独感を統制しても幸福感に対するパス係数が有意でなかったため、最小限の社会的相互作用が幸福感に及ぼす影響を有意に媒介しなかった。

これらの結果は、先行研究で提案された媒介モデルを支持するものである。本研究の意味と限界について考察する。

※最小限の社会的相互作用

1)公共交通機関の運転手、車掌、駅員に挨拶やお礼を言うなど、ビジネス以外のちょっとした会話をする、

2)店主や店員に挨拶やお礼を言うなど、ビジネス以外のちょっとした会話をする、

3)自分の隣に現れた人や同じ店で買い物をした人とちょっとした会話をする、

4)誰かが自分の近くを通りかかったり、偶然居合わせたりしたときに話しかけたり、質問したりする、

5)逆に話しかけたり、質問したりする。

回答選択肢は、"よくある"、"ときどきある"、"めったにない"、"まったくない"。

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※トルコ

Minimal Social Interactions and Life Satisfaction: The Role of Greeting, Thanking, and Conversing

2023/11/17,Social Psychological and Personality Science

https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/19485506231209793

DL用

https://figshare.com/articles/journal_contribution/Minimal_social_interactions_and_life_satisfaction_The_role_of_greeting_thanking_and_conversing/24279487/1/files/42619996.pdf

最近の研究では、最小限の社会的相互作用(つまり、弱いつながりや見知らぬ人との相互作用)が主観的幸福にもたらす利点が強調されている。しかし、これまでの実証研究は、主に会話を伴う最小限の社会的相互作用に焦点を当てており、欧米のサンプルに依存していた。本研究では、トルコの全国代表的な非WEIRDの大規模サンプル(N= 3,266)を用いて、会話だけでなく、瞬間的な相互作用(挨拶やお礼など)についても検討した。

最小限の社会的相互作用と生活満足度の間の関連性の方向性について、道具変数的アプローチを用いて証拠を提供した。また、英語圏の非常に大規模な便宜的サンプル(N= 60,141)において、主要な発見の一つを再現することで、このアプローチの頑健性を調査した。この2つのサンプルにおいて、見知らぬ人や弱い関係の人と会話をすること、また弱い関係の人に挨拶したりお礼を言ったりするだけでも、人生満足度が高くなることがわかった。

論文紹介 ありがとう 人間関係・恋愛主観的幸福・幸福測定文化と幸福・日本的幸福

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