2023.10.22

GALLUP社による信仰とウェルビーイングのつながりレポート。

宗教とウェルビーイングの関係性についてのレポート。

10年間、140カ国以上の約147万人にインタビューした世界世論調査データの分析とのことで、世界最大規模じゃないかと思います😊

GALLUP

信仰と健康ースピリチュアリティとウェルビーイングの間の世界的なつながりー

2023/10/9

https://www.faithandmedia.com/research/gallup#gallup-intro-methodology

10年間、140カ国以上の約147万人にインタビューした世界世論調査データの分析で、宗教性とウェルビーイングの間に強い関連性があることが分かりました。前向きな感情、社会生活、楽観主義、地域社会への参加を測定するギャラップの指数は、宗教性(日常生活における宗教の重要性と定義)とウェルビーイング結果との間に正の相関関係があることを示しています。

ギャラップの市民活動参加指数(Civic Engagement Index)によると、宗教が自分にとって重要だと回答した人は、市民活動に参加する傾向が強いことが分かりました。この指数は、人々が自分の時間や支援をボランティアとして他者に提供する傾向を評価するものです。さらに、宗教を信仰している人は、宗教を信仰していない人より、困った時に頼れる人がいると回答した人が約1億人多くいました。報告書のポジティブ経験指数(Positive Experience Index)によると、世界中の宗教心のある成人でポジティブな経験をしている人は、無宗教の人より推定1億6000万人以上多いことも分かりました。

調査の一環として、ギャラップは既存の文献を再調査し、この分野のリーダーたちに詳細なインタビューを行い、ウェルビーイングにプラスの影響を与えるスピリチュアリティーの5つの主要因を特定する新たな枠組みをつくりました。それは、1)ポジティブな対処と人生の目的意識、2)信仰に基づく社会的つながり、3)地域社会や市民活動への参加、4)構造的安定性、5)職場における全人的ウェルビーイングのサポート-です。

デューク大学医科大学院のHarold Koenig教授(精神医学・行動科学)は「支援ネットワークづくりをし、他人を支援しようと積極的に行動すればするほど、それは自分に返ってきます。世界はそうして成り立っているのです。私利私欲ではなく、無条件に他人の面倒を見ていれば、それはあなた自身の人生に安定をもたらします」「経済的、社会的、肉体的、精神的な状況に関係なく、いつでも誰でも利用できるのが宗教です」と話しています。

本報告書で詳述されている学術的研究および分析によれば、スピリチュアリティーとウェルビーイングの間には正の相関関係があることが多いものの、その関係は複雑です。2012年から2022年までのギャラップ世界世論調査のデータを分析すると、スピリチュアリティーと様々なウェルビーイング結果は、世界レベルでは大きく異なっていることが分かります。全体として、宗教心のある人は無宗教の人よりもギャラップの「ポジティブ経験指数」および「社会生活」「地域社会基礎」「楽観主義」の各指数のスコアが高い傾向にあります。宗教心のある人に与えるこうしたプラス効果は、より宗教的な国に住んでいる場合、さらに大きくなります。

ギャラップのIlana Ron-Leveyマネジングディレクターは「宗教、スピリチュアリティー、ウェルビーイングの関係は広く認識されていますが、未知の領域がまだあり、より突っ込んだ調査が必要です」「多くの人は、スピリチュアルな生活や実践が精神的・肉体的ウェルビーイングに与えるポジティブな影響を十分に理解していない可能性があり、今回の調査で、国や地域を超えたスピリチュアリティーとウェルビーイングの複雑な相互作用がさらに明らかになりました」と話しています。

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