2026.01.28

笑うから、幸せになる。は正しかった!?

〜顔面フィードバック仮説の最新脳科学研究〜

顔面フィードバック仮説というのがありまして、

これは無理矢理でも笑うと、幸せになる。みたいに、

表情を作ると、感情が変わる。という話です。1988年

発表された時は画期的だったんですが、

その後の研究では、あまり再現せず。(笑っても、幸せにならなかった。2016年。)

色んな発表があるんですが、近年では、

笑ったら幸せになる、と信じていると、笑ったら幸せ。

信じていないと、笑っても幸せにならない。

という話が有力でした。信じれば信じるほど効果的という。2022年、2023年。

が、今回の理化学研究所の研究で、

脳内のネットワークを見たら、

脳の表情を司る所 → 脳の感情を司る所

の順に活性化していることが分かったとのこと😍
人は表情を作って、その結果、感情が表情に従う。

これは、顔面フィードバック仮説、あり寄りのありですね😊

ということは2022、2023あたりの、信じていない人は、笑っても幸せにならなかった。というのは何故だろう。

実験中に、笑っても幸せにならないぞ!と強く心で反発しちゃってたんですかね。

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※紹介記事_日本語

感情に伴う表情と主観経験の脳内ネットワークを解明

-顔の表情が喜び、悲しみ、怒りなどの感情経験を生み出す-

理化学研究所,2026/1/28

https://www.riken.jp/press/2026/20260128_1/index.html

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※論文

Neural network dynamics associated with facial and subjective emotional responses

Communications Biology ,2025/12/14

**Wataru Sato, Takanori Kochiyama, Nobuhito Abe, Kohei Asano & Sakiko Yoshikawa **

https://www.nature.com/articles/s42003-025-09361-5

感情は、表情や主観的経験など、複数の協調反応から成ります。機能的磁気共鳴画像法(fMRI)研究では、顔や感情の反応に関連する脳領域が特定されていますが、構成要素を同時に評価し、統計的に分離した研究はほとんどありません。さらに、これらの感情反応に関連する機能ネットワークや、そのようなネットワーク間の動的な相互作用は依然として不明です。これらの問題を調べるために、参加者が感情的な映画、顔のビデオ、および動的価数評価を見ている間のfMRIを測定しました。領域活動分析により、顔の反応(口角を引く動作)は、大脳辺縁系領域および体性感覚運動皮質の活性化と関連していることが明らかになりました。主観的感情反応(価数評価の絶対値)は、内側頭頂葉皮質および外側側頭頭頂葉皮質の活動と関連していました。独立成分分析により、顔および主観的反応に関連する独立成分には、上記の活性化領域が含まれていることが明らかになりました。これらの独立成分の動的因果モデル化は、視覚/聴覚処理成分が表情反応成分を調節し、それが主観的反応成分に影響を与えるというモデルを支持した。我々の研究結果は、感情処理において、表情反応はまず大脳辺縁系および感覚運動皮質ネットワークによって生成され、その後、これらの反応が内側頭頂葉-外側側頭頭頂葉ネットワークの活動を通じて主観的経験を生じさせることを示唆している。

投稿者によるコメント・補足(1件)
コメント 1

以前紹介した、顔面フィードバック仮説の歴史@2023
https://www.facebook.com/groups/wellbeinginfo/permalink/1483095425834484/

論文紹介 なんとかなる 神経科学・生物学的基盤感情・レジリエンス

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