競争環境では、感謝の気持ちが搾取を招く😂
うーん、、、ちょっとショッキングな研究結果。。。
でもこういう観点も大事。
ハーバードビジネススクールのワーキングペーパーより。
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●概要
交渉中などの競争的な環境の中では、
感謝が
相手の利己的な要求を引き出したり、
相手がウソをつきやすくなったりする。
なぜなら、
許してくれそうだと思われるから。
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●競争環境と相性が悪い?
うーん、、ここからは私の感想ですが、
確かに競争環境と感謝は相性が悪いのかも。
ただ、感謝力がとても高い人だと、
競争環境における感謝でも、
むしろ相手の為に何かしてあげたい感情を引き出すと思うんだけどなぁ。
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●文脈も大事では?
あと、文脈も大切な気がします。
今回はStudy1では、相手が最初に示した金額に対する感謝を伝える。(行動)
Study2-4では、自己紹介として、私は感謝の心を持っている人間ですと伝える。(特性)
という形でした。
本当に相手への感謝の気持ちを持って、感謝を伝える場合は、異なる結果になるような気もします。
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●でも感謝の心がある人は、パフォーマンスも高い
また、
私自身、色んな企業で幸せとパフォーマンスの関係性を見ていますが、
普通に交渉を行う営業職とかであっても感謝の心がある人ほど、パフォーマンスも高いです。
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●ポジティビティ共鳴とかもあるしなぁ。
対人関係でポジティブな感情を共有したり、相手を気遣ったり関心を持ったりすると、ポジティビティ共鳴という現象が起きます。
これによって、非言語的な脳波や心拍が共鳴し、より強い一体感を感じ、つながりが強化されます。
だから、競争環境とかでも感謝を伝えるのは良いと思うんだけどなぁ。
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こういったウェルビーイング研究に対する反証的な研究も、
深く考える機会になって良いですね😊
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何もしてくれなくても、ありがとう:感謝の気持ちを表すことは競争相手による搾取を招く
Thanks for Nothing: Expressing Gratitude Invites Exploitation by Competitors
2018
Working Paper HBS Working Paper Series
Jeremy Yip(ハーバードビジネススクール), Kelly Kiyeon Lee, Cindy Chan and Alison Wood Brooks
https://www.hbs.edu/faculty/Pages/item.aspx?num=54133
これまでの研究では、協力的な関係において感謝の気持ちを表すことが向社会的行動を促すことが明らかになっています。しかし、競争的なやりとりにおける感謝の気持ちの表し方は異なる可能性があります。5つの研究を通して、感謝の気持ちを表す相手とやりとりする人は、競争的なやりとり中に利己的な行動をとる可能性が高くなることを実証しています。研究1aと1bでは、感謝の気持ちを表す相手とやりとりした参加者は、中立的な感情を表す相手とやりとりした参加者よりも、分配的交渉において積極的な申し出をする傾向がありました。研究2では、許す傾向の推論が感謝の気持ちの表し方と利己的な行動の関係を媒介していることが分かりました。研究3では、感謝の気持ちの表し方を、もう1つのポジティブ感情である興奮と対比させます。感謝の気持ちを表すことは、興奮や中立的な感情を表すことに比べて、利己的な行動を促進することを示しています。研究4では、感謝の気持ちの表し方が利己的な欺瞞を誘発することが分かりました。総合すると、私たちの調査結果は、競争的なやりとりにおいては感謝の気持ちを表すことがコストがかかる可能性があることを示唆しています。人々は感謝の気持ちを表す相手は寛容であると推測し、そのため、利己的な利益のために相手を利用する可能性が高くなります。