2026.01.06

はぴテク相談室:東京23区の住民で過去1年間に森林を訪れたのは3人に1人

相談者

最近、なんとなく気持ちがすっきりしなくて。自然の中に行くといいって聞くんですけど、東京に住んでいると森林なんてなかなか行けないですよね……。みんなどうしてるんでしょう?

はぴテクさん
はぴテクさん

そうですよね、東京にいると「森なんて遠い話」って感じやすいですよね。実はちょうど、東京23区の住民5000人を対象に「どのくらい森林に行っているか、どんな人が行きやすいか」を調べた研究が2025年に発表されたんです。そこから面白いことが分かってきましたよ😊

相談者

え、東京の人を対象にした研究なんですね!実際どのくらいの人が森林に行ってるんですか?

はぴテクさん
はぴテクさん

なんと、過去1年間に森林を訪れたのは約3人に1人という結果でした。つまり3人に2人は行っていないんです。「行けていないのは自分だけじゃない」という感じがしませんか?都市に住んでいると森へのアクセス自体がなかなかハードルになっているようです。

相談者

確かに、行こうと思っても交通手段とか考えると面倒で……。そういう要因も調べられてたんですか?

はぴテクさん
はぴテクさん

はい!研究では、森林訪問を妨げる要因として「車を持っていないこと」と「年齢が上がること」が統計的に有意なマイナスの影響として見つかりました。東京は車の保有率が低い都市なので、それが森林へのアクセスを制限しているかもしれないと研究者たちは考えています。

相談者

なるほど、車がないと行きにくいんですね。じゃあ逆に、森林に行きやすい人ってどんな人なんでしょう?

はぴテクさん
はぴテクさん

面白いのはここなんです!「旅行先で景色の良い散歩をする体験」が、森林への関心と実際の訪問の両方に最もプラスの影響を与えていることが分かりました。旅行中に自然を歩く体験をした人は、その後も森に行きたいという気持ちが高まりやすいという関連が見られたんです。

相談者

旅行先での体験がきっかけになるんですね!それ以外にはありますか?

はぴテクさん
はぴテクさん

もうひとつ興味深いのが、「幼少期の自然体験」と「普段から近所をよく散歩していること」も関係していたという点です。子どもの頃に自然に親しんだ人や、日常的に散歩する習慣がある人は、旅行先でも自然を楽しみやすく、それが森林への関心につながっていくという流れが見えてきました。

相談者

子どもの頃の体験まで影響しているんですね。でも過去はもう変えられないし、私には関係ないかな……。

はぴテクさん
はぴテクさん

そんなことはないですよ!注目したいのは「普段から近所を散歩すること」です。これは今からでもできますよね。まず近所の公園や緑道をゆっくり景色を楽しみながら歩く習慣を作ること——それが旅行先での自然体験の質を上げて、森林への関心にもつながっていく可能性が、この研究のデータから読み取れます。

相談者

なるほど、いきなり森じゃなくても、身近な散歩から始めていいんですね。なんか気が楽になりました!

はぴテクさん
はぴテクさん

そうなんです😊「森に行かなきゃ」と気負わなくても、近所の緑を感じながら歩くことが入り口になりうる、というのがこの研究の示唆するところです。旅行のときも意識して景色のいいところを歩いてみると、また新しい気持ちが生まれるかもしれませんね。

相談者

ありがとうございます!まず近所の散歩を景色を意識しながらやってみます。車がなくても何かできることはありますか?

はぴテクさん
はぴテクさん

研究者たちは「車がない都市住民でも森林にアクセスしやすくなるような交通手段の整備や政策が必要」と提言しています。個人でできることとしては、電車やバスで行ける都市近郊の森林スポットを探してみるのもひとつの手ですよ。まずは「景色を楽しむ散歩」を日常に取り入れることが、森林への関心を育てる自然な一歩になりそうです😊

■ 今日のまとめ

  • 東京23区で過去1年に森林を訪れたのは約3人に1人で、車を持たないことや年齢が上がることが訪問を妨げる要因として見られた。
  • 旅行先での景色の良い散歩体験が、森林への関心・訪問の両方に最も強いプラスの関連を示し、普段の近所散歩や幼少期の自然体験もその背景にある。
  • 「いきなり森へ」ではなく、まず日常の散歩で自然を意識して楽しむことが、森林利用への関心を育てる入り口になりうる。

■ 出典・注意事項

  • 【出典】小田龍聖ほか「Unveiling Key Factors Shaping Forest Interest and Visits: Toward Effective Strategies for Sustainable Forest Use」Forests, 2025(森林総合研究所ほか)

  • 【注意事項①】本研究はアンケート調査に基づく統計的な関連(相関)を示したものであり、「散歩をすれば必ず森林訪問が増える」という因果関係を証明したものではありません。

  • 【注意事項②】対象は東京23区の住民5000人に限定されており、他の地域や異なる都市規模の住民にそのまま当てはまるとは限りません。

  • 【注意事項③】オンラインアンケートのため、インターネットを利用しない層が対象外になっている可能性があります。

投稿者によるコメント・補足(1件)
コメント 1

研究自体の紹介はこちら😊
東京23区の住民で過去1年間に森林を訪れたのは3人に1人
https://wellbeing-archive.pages.dev/posts/2026-01-06-1767736802/

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