人は優しい人を助けたいと思う。
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人はどんな人を助けたいと思うか?↓の2つの人は特に助けたいと思うとのこと。
①向社会的な人(周りの為に動ける利他的な人)が困っていると助けたくなる。(prosocial)
②コントロールできないことで困っていると助けたくなる。(uncontrollable)
そうです。どちらかというと①の影響が大きそう。
日本の進化心理学の研究。(論文は英語ですが。)
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私見ですが、日本昔話的な結果でした😊
イジワルじいさんは、ヒドい目にあっても仕方が無い。みたいな。
(欧米の昔話だと、善人は成功するが、悪人はそこまで罰されていないような気もします。たぶん。日本の方が因果応報的な世界観がある?)
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向社会的な人以外も助けられると、良いのですが、
まぁ少なくとも、向社会的で利他的な人は、周りからも助けられる。
ということですね😊
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AIのまとめ
①研究1と2で、架空のシナリオを用いて、困っている人の性格(向社会的か反社会的か)と困難の原因(制御可能か不可能か)を操作しました。
②参加者の同情心と援助意欲を測定しました。研究2では、チェックボックス法を使って実際のコストのかかる援助意欲も測定しました。
③結果:
向社会的な人や制御不可能な原因で困っている人に対して、より同情心と援助意欲が高かった。
性格と原因の要因は独立して影響し、相互作用はありませんでした。
④考察:
行動傾向(向社会性)と能力(制御可能性)は、互恵性の可能性を示す手がかりとして独立して処理されている可能性がある。
これは、パートナー選択における「温かさ」と「有能さ」の次元の違いを反映しているかもしれない。
⑤この研究は、見知らぬ人への援助行動を進化心理学的視点から説明しようとしたものです。
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誰が助けを受けるに値するかを決める:相互性の確率が個人の他者への援助意欲に与える影響
Deciding Who Is Worthy of Help: Effect of the Probability of Reciprocity on Individuals’ Willingness to Help Others
名古屋工業大学 小田亮先生ら
2024/5/28,Evolutionary Psychology
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/14747049241254725
困っている見知らぬ人を助けることを互恵的利他主義の観点から説明するには、助けが互恵的であり、助けるためのコストが補償されることを確実にする必要がある。助けられる人の恩人のために犠牲を払う能力と意欲は、助けに対する見返りを確保するための重要な手がかりである。なぜなら、助けられる人が将来的に恩返しをする能力も意欲も持っていなければ互恵性はあり得ないからである。この研究では、ビネットを使用し、苦しんでいる見知らぬ人の困難の原因と向社会性を操作して、参加者の見知らぬ人に対する思いやりと助ける意欲を調査した。研究 1 では、コストが異なるように設計された架空の助け合い行動を使用して、助ける意欲を測定した。研究 2 では、チェックボックス法を使用して助ける意欲を測定した。この方法では、参加者はウェブページ上の 10 × 10 のチェックボックスを順番にチェックするよう求められ、少額だが実際のコストを支払うよう求められた。どちらの研究でも、原因の制御可能性と向社会性が思いやりに独立して影響することがわかりました。また、仮説質問とチェックボックス法の両方で測定された援助意欲にも、この 2 つの要因が独立して影響しました。その結果、能力と行動傾向の手がかりが独立して処理される理由について議論しました。
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■背景
この研究の背景には、進化心理学的な観点からの利他的行動の説明があります。主な背景は以下の通りです:
①進化論的パラドックス:
利他的行動は、個人の適応度を下げて他者の適応度を上げる行動です。
自然選択の観点からは、このような行動が存在し続けることは一見矛盾しています。
②包括適応度理論:
ハミルトン(1964)によって提唱されました。
血縁者への利他行動は、共有する遺伝子の適応度を高めるため、進化的に説明できます。
③互恵的利他主義:
トリバース(1971)によって提唱されました。
非血縁者間の利他行動を説明するモデルです。
将来の見返りを期待して利他行動を行うという考え方です。
④多層選択理論:
プライス方程式(1970)から導かれた理論です。
集団内の変異が集団間の変異より小さい場合、利他的行動に関連する遺伝子が集団内で増加する可能性があります。
⑤認知適応:
人間は互恵性を可能にするための様々な認知機能を持っています。
例:裏切り者や利他主義者の検出能力、裏切り者の顔をより正確に記憶するバイアスなど。
⑥感情の役割:
感情も互恵性を促進する適応として進化した可能性があります。
例えば、同情心は援助行動の動機づけとなります。
⑦社会的パートナー選択:
援助行動は、将来の互恵関係を確立する機会とみなすことができます。
パートナー選択における「温かさ」と「有能さ」の次元が、援助行動の意思決定にも影響を与える可能性があります。
⑧先行研究:
Sznycer et al. (2019)の研究など、援助行動の意思決定に影響を与える要因を実験的に調査した研究があります。
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この背景を踏まえ、本研究では、見知らぬ人への援助行動における意思決定プロセスを、進化心理学的な観点から理解しようとしています。特に、援助対象者の性格(向社会性)と能力(困難の制御可能性)が、援助行動の意思決定にどのように影響するかを調査しています。