快への反応性とウェルビーイング
〜ちいさな楽しみを見つけることは幸せにつながる〜
ルーマニアのバベシュ・ボーヤイ大学、
リア・エカテリーナ・オルテアン先生らの最新論文😍
報酬処理というのは、
良いこと(報酬、快)を経験した時に、それを認識する/楽しむ/次も期待する、という心の仕組み。
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報酬処理への反応性が高い人は、幸福度が高かった。
さらに、レジリエンスが高いと、報酬処理-幸福度の相関を高めた。
(ストレスが、報酬処理への反応性を下げてしまう為)
→逆に言えば、日々の楽しみを感じれないと幸福度が下がる。
ストレスが大きすぎると、日々の楽しみを感じづらくなる。
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報酬処理への反応性を高めるには、
①快を得られる活動への積極的な参加やその計画
②達成可能な目標設定と達成(達成経験)
③マインドフルにポジティブな経験に気付く
が大事。
で、その快を得られる活動としては、
食事を楽しむ、マッサージなどのセルフケア、自然との触れあい、成功体験の記録、小さな目標達成
社会的交流(誰かと遊ぶ、関わるなど)、趣味や楽しみを感じる活動、
などがある。
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とのこと。
ユーダイモニアと呼ばれるような自己実現や生きがいによる幸せが大事で、
ヘド二アと呼ばれるような快楽的な幸せは、あんま良くない。
みたいなイメージもありますが、
まずはちゃんとヘド二アを感じる、というのも大事ですね😍
特に、現在、気力や活力が出ないという人は、まずは日常のちょっとした楽しみを見つけて行くのが大事です。(人生楽しい事なんて、何にもない❗みたいな状態の方。)
ただ、悟りに近づいて、快に反応しない。人もごく一部いる気がします😂
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あ、あと日常での小さな楽しみを見つけるには、今日あった3つの良かった事を毎晩記録に付けるのも良いですね😍
是非、はぴトレというスマホアプリも😍😍
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※報酬処理への反応性
Positive Valence Systems Scale-short form (PVSS-21)
報酬処理:ポジティブな刺激の学習、解釈、反応に関わる基本メカニズム
簡単に言うと、良いこと(報酬)を経験した時に、それを認識する/楽しむ/次も期待する、という心の仕組み
報酬処理への反応性が低いと、快への求めなくなって、気力や活力が失われていく。
調査では、下の7種類の領域を通して、快に対する反応性を測る。
→①食事関連、②身体的接触、③屋外活動、④ポジティブなフィードバック、⑤社会的交流、⑥趣味、⑦個人目標
なお、ストレスや、幼少期の苦境が、報酬への期待や感受性を低下させると言われている。(Lincoln 2019、Oltean 2023)
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主観的幸福の解明:報酬処理と回復力の役割
Unveiling subjective well-being: the role of reward processing and resilience
Current Psychology,2025/1/13
https://link.springer.com/article/10.1007/s12144-024-07247-z
主観的幸福(SWB)に寄与する要因を明らかにすることは、最適な機能と肯定的な人間体験を理解する上で最も重要です。これらのうち、報酬処理は有望であり、それが回復力に寄与し、SWBをさらに促進する可能性があることを示唆する証拠があります。しかし、この仮説を裏付ける直接的な証拠は不足しており、間接的な証拠は乏しく散在しています。これらの注意事項に基づいて、本研究では、(1)報酬処理と回復力とSWBとの関連性を調査し、(2)報酬処理とSWBの関連性における回復力の媒介役割をテストすることを目的としました。複数の指標を使用し、SWBの認知的側面と情緒的側面を区別することでSWBの理解を深めることができるという推奨事項に沿って、複数のSWB尺度が採用されました。参加者(N = 300、平均年齢= 32.53、SD = 12.30)は、SWBの認知的(すなわち、生活満足度)および情緒的尺度(すなわち、肯定的および否定的感情)、ストレス、ならびに報酬処理と回復力を評価する尺度を完了しました。調査結果によると、報酬処理は回復力、および生活満足度や肯定的な感情を含むすべての SWB 次元と正の相関関係があり、否定的な感情やストレスとは負の相関関係にあることが示されました。さらに、報酬処理とすべての SWB 次元との関連は回復力によって媒介されていました。これらの調査結果は SWB に関する既存の知識を拡張し、報酬処理と回復力の観点からこの構成要素の理解を深めるものです。縦断的研究や実験的研究で再現されれば、報酬処理と回復力を対象とする介入に重要な実用的な意味を持つ可能性があります。